四国八十八ヶ所・遍路旅 阿波の国
第一番 霊山寺 本尊・釈迦如来 |
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御詠歌 霊山の、釈迦のみ前に、 めぐりきて、よろずの罪 も、消えうせにけり |
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新たなる心の旅に若葉吹く 光を求め祈願を胸に、四国八十八ヵ所巡礼 の旅に出たいと思います。 本堂拝殿の天井絵は、日輪を取り巻くよう に天空をかける竜の図 2004年2月 からの拝観に、結願を夢見て出発です。 |
霊山寺 仁王門 | 本堂 | 天井絵 |
第二番 極楽寺 本尊・阿弥陀如来(国宝) |
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ご詠歌 極楽の、弥陀の浄土へ行き たくば、南無あみだぶつ、 口ぐせにせよ |
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朱も鮮やかな仁王門 |
老杉と五月の天へ鐘を撞く 長命杉は弘法大師お手植えの、千年の 風雪に耐えた霊木です。 古来より老杉の霊気を受けると、 家内安全身体健康を得、長寿を 授かるとの言い伝えがある。 三面を山に囲まれた閑静な霊域を 真言を唱えながら石段を上る。 |
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本堂(国宝)への石段 | 長命杉 |
第三番 金泉寺 本尊・釈迦如来 |
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御詠歌 極楽の、たからの池を思えたべ、 こがねの水、すみたたえたる |
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仁王門 | 本堂 | 睡蓮の池 |
寺号の長寿をもたらす黄金井がある。睡蓮やひねもす鐘の響きおり |
第四番 大日寺 本尊・大日如来 |
. | 御詠歌 眺むれば、月白妙の夜半なれや ただ黒谷に、墨ぞめの袖 |
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けしの花妊婦のくぐる寺の門 人里を離れ、山に囲まれた場所にあり、 渓流が、森の木々が若葉をもりあげて、 静な中に朱色の山門、赤いけしが咲いて。 [明日が予定日なの]、と素敵な妊婦さんに 逢い、また、老夫婦の遍路姿に感動する 回廊の、33観音様を参拝しました。 山門前に売り出された 土地の野菜など を覗いて、爽やかな風を感じながら、 巡礼を続けます。 |
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大日寺の山門 |
山門の遠景 | 本堂 | 本堂と大師堂を結ぶ回廊 |
第五番 地蔵寺 本尊・延命地蔵菩薩 |
. | 御詠歌 六道の、能化の地蔵大ぼさつ、 みちびき給え、この世のちの世 |
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. | 風薫る水琴窟の音を胸に 境内の銀杏は、樹齢八百年余、たらちね銀杏と呼ばれています。 木陰でスケッチをする人、遍路の人々が声を掛けて行きます 境内の一隅に水琴窟が優しい音を響かせています。 裏山には、五百羅漢があります。 |
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たらちね銀杏 |
地蔵寺仁王門 | 本堂 | 五百羅漢 |
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