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| 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome) |
 睡眠時無呼吸症候群(以下SAS)とは、睡眠時に無呼吸が繰り返され、しばしばいびきを伴い睡眠の分断による過度の日中の眠気を伴う病態です。
一晩(7時間)の睡眠中に無呼吸が30回以上起こるまたは、睡眠1時間あたりの無呼吸や低呼吸が5回以上起こる場合をSASと定義します。
SASは特に中年以降の男性に多く、潜在的SAS患者数は人口の2〜3%でおおよそ200万〜300万人と言われています。自覚症状は、睡眠時のいびきや日中の傾眠です。
睡眠中の無呼吸による慢性的な夜間の酸素不足によって後々、心筋梗塞や脳血管疾患を高率に発症するとされています。そのうえ、交通事故の発生率は一般ドライバーの7倍といわれ、重大な社会問題にもなっています。
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| 問診票 |
以下の睡眠評価法で各項目にあてはまる点数を選択し自己評価してみましょう。
※JavaScriptが動作する環境が必要です。
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0点:決して眠くならない 1点:まれに眠くなる時がある 2点:時々眠くなる 3点:眠くなることが多い |
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10点以下 → 日中、眠くなるなどの自覚症状がなければ十分な睡眠が取れていると考えられます。
11点以上 → 睡眠時無呼吸症候群の疑いが強いので検査を受けることをおすすめします。 |
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| 検査方法 |
スクリーニング検査
初検時は携帯型ポリグラフ装置を用いたスクリーニング検査を行います。
センサーを装着し夜間睡眠中の呼吸状態を調べます。この検査により、AHIと呼ばれる1時間あたりの無呼吸と低呼吸の合計回数を示す指数が出され、重症度を判定します。
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| 軽症 |
10≦AHI<20 |
| 中等度 |
20≦AHI<30 |
| 重症 |
30≦AHI |
AHI(無呼吸低呼吸指数)による重症度の分類 |
精密検査
スクリーニング検査により、さらに詳しく呼吸状態を把握する必要があると判断された場合はポリソムノグラフィによる精密検査を行います。呼吸状態を調べるセンサーの他、脳波・筋電図・眼球運動を測定し、睡眠の分断化・覚醒反応の有無・睡眠構築・睡眠効率などを呼吸状態と合わせてトータルに評価します。
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| 治療法 |
軽症の場合は減量・禁煙・禁酒制限・睡眠時体位の工夫など、生活習慣を変えることで症状が改善する場合もあります。中等度から重症の場合の第一選択とされるのがCPAP療法です。
CPAP療法とは在宅持続陽圧呼吸療法といい、鼻マスクを装着し陽圧をかけることで気道を確保し閉塞を防ぎます。体内の酸素量を増やし心疾患や脳血管疾患などの合併症を予防します。これは毎日自宅で使っていただくのが基本です。そのためにはその人に一番あった空気圧を見つけ出すことが必要です。 |
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CPAP装置 |
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